【バレーボールで怪我をするスパイクの打ち方】改善方法も解説します

スパイク かみなり スパイク

指導者は日ごろから選手のスパイクフォームを観察し怪我の防止につとめています。

しかしチームで動く以上、なかなか選手1人をみれない場合もおおくあり気づいた時には選手が痛みをうったえてくることも少なくありません。

そこで今回は、怪我をするスパイクの打ち方をポイントで観察する方法とおすすめの改善の仕方をかきます。

この記事で解決できることは・・・

・打ち方で悪いクセがつくまえに改善できます

・怪我を未然に防ぐことができます

・観察時間にかける時間を短縮できます

・フォームを改善することでスパイクのスキルが増します

少しでもみなさんの指導力アップに役立てれば幸いです。


ボールをヒットしたところで止めている

ボールをヒットするときに止めてしまうと肘の関節に負担がたたかれるような形になり痛めてしまいます。

ヒットした後もしっかりとフォロースルーまで意識してスイングしましょう。

上体を反らしてスイングをする

上体を後ろに大きく反らせて前へスイングをすると腰に負担がかかります。

腰椎の故障につながりますので、そうなる前に股関節の捻転(ひねり)をつかって打ちましょう。

外側にフォロースルーをする

フォロースルーを外側にしてしまうと肩の前に負担がきて上腕二頭筋を痛めます。

サイドから打つ子がクロスに打つ場面でよくなりがちです。

コース打ちでフォロースルーの最終的な位置は変わってきたりはしますが、どこの位置でもできるだけ体に近いところにもってくることが大事です。

肘を後ろに引きすぎる

バックスイングからテイクバックで肘が後ろにくるときに引きすぎてしまいがちです。

意識すべきポイントは肘のみで考えるのではなく、股関節と連動してテイクバックを完了することが大事になってきます。

肘を引きすぎると肩甲骨の内側の筋肉を痛める原因になりますので早めに改善していただくことをオススメします。

テイクバックの時点で肘が肩のラインよりさがっている

テイクバックの時に肘が下がっていると前へスイングをするときに被るようなかたちになり肩を痛めてしまいます。

改善方法は打つぎりぎりまで手のひらを外側に向けて隠すことが大事です。

隠すというのは手のひらを正面に向けないことをいいます。

できれば外側にむけて手首をそのまま折って手のひらを隠せればベストです。

実際にやっていただけるとお分かりいただけるとおもいますが、最初から手のひらを正面に向けて打とうとする場合と手のひらを外側に向けて手首を折って隠す場合とで比較すると体のしくみとして後者が肘下がり防止になることが実感できるとおもいます。

まとめ

・フォロースルーは練習の時から意識して行い、最終的な位置は体に近い所にもってきましょう。

・スパイクは股関節を意識して行いましょう。

・テイクバック時は手のひらをギリギリまで隠すことを意識しましょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

                                  

タイトルとURLをコピーしました