「基本的なことはできるが、もっと実戦でのパスができるようにしてあげたい」
「相手とパスが続かない」
みなさんは、このようなことでお困りではないですか?
お疲れ様です。
self-studyです。
今回は、今までに書いてきた基本技術をより実戦にちかいものとなるよう、「パス力」について学んだ練習方法などをいくつか紹介していきたいとおもいます。
パス力(リョク)とは
・ボールを遠くへ飛ばせる力
・相手にしっかりボールを渡せる力
・様々なボールに対応できる力
・様々なボールを出せる力
練習行う際のポイント
①ボールの下にしっかり入り込むこと
②パスをしたらすぐに次の動作に入ること
これらを踏まえて練習に取り組んでいただければと思います。
なお以下に説明しますパス練習に関しては「オーバーハンドパス」で行います。
潜り込み&回り込みパス
潜り込みパス
①ボールだしを行うネット近くの人がボールをもち、パスをする人がエンドライン(ラインは相手コートも合わせると長方形になりますが、短いほうのラインです)に立ちます。
②ボールをだす人はアタックライン(ネットから3mほど離れた位置にあるラインです)付近にボールがワンバウンドになるよう放ってあげ、ワンバウンドになったボールを潜り込んでオーバーハンドパスを行います。
回り込みパス
①ボールを出しを行う人は潜り込みパスと同じ位置になりますが、パスをする人はボールだしを行う人の隣に位置します。
②エンドラインとアタックラインの中央付近にボールを放ってあげて、パスをするひとはワンバウンドのボールを回り込んでパスします。

③回り込みかたが変わりますので、かならず左右両方していただくのをおすすめします。
潜り込み&回り込みパスでは、しっかりとボールの下に入り込めるようになるといいとおもいます。
また、うちのチームで練習した時、回り込む向きが反対の子がいました。
そのあたりも気をつけてみてあげるといいかもしれません。
もし入り込むのが難しい場合は手でパスをせず、ワンバウンドされたボールをサッカーでいうヘディングを行い、「真上」にあげることによりボールの下に入る練習をしていただければとおもいます。
なれてきたら、潜り込みパスと同じスタート位置からコート内のいろいろな位置にワンバウンドボールを放って何本か連続で潜り込みパス&回り込みパスを行います。
さて、次はみなさんも聞いたことがある方も多いと思いますが、「ランニングパス」です。
ランニングパス
3人1組になり、2人と1人に分かれてする練習です。
相手にパスをする練習になりますのでより、パス力をきたえることができます。
①「2人と1人」に分かれ、「2人」のほうから手投げもしくはパスでボールをだし、だした人は「1人」のほうに移動します。
ランニングパスでは、回る方向も一定にする必要もあるとおもいますし、回数がふえてくると距離が変わったりしてきますので分かれてスタートする位置が、エンドラインとアタックラインを目印にするなどして明確にしてあげればいいとおもいます。
なれてきたら・・・
・距離をかえる
・パスをして移動したときにラインをタッチする等のアクションをくわえる
・エンドラインから反対のエンドラインまでランニングパスで移動しながらパスをしていく
などしてどんどん難易度を上げていくのもおすすめです。
また、うちのチームではオーバーハンドパス以外にも「アンダーハンドパス」や「ジャンプパス」にもチャレンジしてもらいました。
はじめは回数がなかなか続かないとおもいますので根気づよく練習していただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
