【初心者必見】すぐに役立つ6人制バレーボールのルールを解説します。

ばれーるーる バレーボールのルール

お疲れ様です。 

「6人制バレーボールのルールについて知りたい」

「ルールはある程度知っているが細かいところを知りたい」

この記事はこのような方にむけて書いています。

はじめまして、self-studyと申します。

バレーボール歴は25年で、資格は1次、2次、日体協資格を持っています。

小学生の指導を3年間、中学生の外部指導者を1年間していました。

全国大会の実績を数多くもつ監督さんに弟子入りし学んだノウハウと自身の経験を元に「地区大会で1ケタの点数しか取れないチームを県のトップレベルのチームに育てる方法」を日々配信しています。

こちらの記事ではバレーボール6人制競技規則のルールブックも参考にして書いており、

・コートの広さやネットの高さ、ボールの規格

・チームの構成とリベロについて

・ポジションとローテーション、反則のルール

・小学生の特別ルール

・9人制バレーボールとの違いについて

このような内容でお伝えします。

ルールを知っておけば試合会場でも落ち着いて指導にあたれますし、子供に聞かれたら教えることができます。

これから審判員を始める方にもオススメです。

バレーボールの勉強をされている方やしようとしている方は是非この記事をお読みになり、知識を増やしていただけると幸いです。

コートの広さとネットの高さ、ボールの規格

コートの広さ

コートはサイドラインが18m(9m)、エンドラインが9mになります。

ネットの高さ

小学生の場合は、1m短くなりサイドライン16m(8m)、エンドライン8mです。

ネットの高さは以下の通りです。

年代別      男子      女子      
小学生 2m  2m
中学生2.3m2.15m
高校生2.4m
(大会により2.43m)
2.2m
(大会により2.24m)
一般2.43m2.24m

ボールの規格

小学生が軽量4号球、中学生は4号球、高校生と一般は5号球となります。

空気を入れる場合は、空気圧計により単位が違ったりしてくるので以下を参考にしてみてください。

・kg/㎠・・・0.30~0.325

・psi・・・4.26~4.61

・mbarまたはhpa・・・294.3~318.82

チームの構成

チームの構成は1チーム12名までの選手とスタッフで構成されます。

その中でもそれぞれの役割がありますので以下をご覧ください。

監督チームの責任者です。
スタメンの提出、交代選手、タイムアウトの要求ができる。
フリーゾーンで指示をだせる。
コーチベンチに座ることはできるが、指揮をとることはできません。
監督がゲームから離れないといけない理由ができた場合はゲームキャプテンの要求で、監督の代行を務める時があります。
チームキャプテンチームメンバーの責任者です。
試合前のトスと記録用紙のサインもおこないます。
リベロはチームキャプテンにはなれません。
ゲームキャプテンコート上にチームキャプテンがにいる場合はそのままゲームキャプテンになりますが、いない場合は監督、もしくはチームキャプテンが指名します。
リベロは指名できません。

リベロについて

守備専門の選手であり1チーム2名指名できます。

服装はチームのユニフォームと明らかに違う色のものを着ます。

リベロの入れ替わりかた

リベロはバックのポジションの選手となら何回でも入れ替われます。

基本的に入れ替わるタイミングは1つのラリーがおわり、サーブの許可がでる前までにアタックラインからエンドラインまでの外側、フリーゾーンと呼ばれる場所で交代します。

リベロの反則行為

リベロの選手は以下のことができません。

・ネット上端より高い位置でのアタックヒット

・サーブとブロック、ブロックの試み

他にもフロントゾーン(アタックラインより前)から指を使ってのオーバーハンドパスでトスをあげてもいいですが、そのボールを他の選手がネット上端より高い位置でアタックヒットをしてはいけないルールもあります。

ポジションとローテーション

ポジションについて

バレーボールの6人制ポジションはそれぞれに名前と役割があります。

ウイングスパイカー (WS)レフトやライトからオープン攻撃を基本にします。
派生したら時間差攻撃など、いろいろな攻撃ができます。
ミドルブロッカー(MB)クイック攻撃とよばれる速い攻撃を主にするポジションです。
ブロックをする選手の中心にもなります。
セッター(S)チームの指揮者です。
アタックを打つひとにトスをあげます。
オポジット(OP)攻撃専門の得点屋さんです。
主にセッターの対角にいます。
リベロ(L)守備専門のプロとして活躍します。
取れないようなボールをレシーブするので試合が盛り上がる場面も多々あります。

ローテーションについて

ポジションにはそれぞれに番号があります。

後ろのライト1番
前のライト2番
前のセンター3番
前のレフト4番
後ろのレフト5番
後ろのセンター6番

よくテレビなどでみるローテーションのやり方は複雑そうにみえますが、この番号を基準に時計回りにぐるぐる回っていることになります。

サーブが打たれた瞬間まで自分の前の人と横の人を追い越さなければ大丈夫ですし、その後は自由に動くことができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

主な反則

主な反則をスキル順に分けて紹介します。

サーブの反則

・打つ順番を間違えてはいけません。(サーブを打つ選手は後ろのライトの位置にきた選手になります)

ペネトレーションフォルト・・・ジャンプ系のサーブを打つ場合は踏み切りの瞬間に両サイドラインの延長線上の中で打ち、エンドラインも踏んではいけません。踏み切り後は両者とも出て大丈夫です。 

・サーブの許可がでてからのトス(手から離す動作)は1回のみになります。

ディレイインサービス・・・打つ時間も決められており、サーブの許可がでてから8秒以内にうたなければいけません。     

レシーブ、オーバーの反則

キャッチ・・・つかんで投げる行為です。

ダブルコンタクト・・・1人の選手が連続して2回さわる行為です。

セッターの反則

・セッターが後衛にいる場合にトスをあげる際、よくやりがちなのがネット近くのボールをジャンプしてネット上端より高い位置で相手に返してしまう場合の反則です。アタックヒットの反則になります。

アタックヒットの反則

アタックヒットとは相手にボールを返す行為全てに該当します。以下が反則です。

・相手チームのサーブをフロントゾーン内(アタックラインより前)でネット上端より高い位置での行為。

・バックプレイヤーがフロントゾーン内でネット上端より高い位置で相手にかえす。

・相手チームの空間にあるボールを手を伸ばして返したとき。

ブロックの反則

・バックプレイヤーがブロックしたとき。

・相手チームのアタックヒットと同時またはその前に相手の空間でブロックをする。

・相手チームのサーブをブロックする。

その他の知識としてこれは反則にはなりませんが、ブロックは完了しても1回の接触に数えられません。

小学生特別ルール

小学生の6人制バレーボールはルールが少し優しくなります。

主な違いを表にしてまとめました。

変わるところ一般小学生
ローテーションありなし
前と後ろのプレイの制限ありなし
得点とセット
5セットマッチ
25点先取
3セットマッチ
21点先取
選手交代1セットにつき6回1セットにつき12回
ボールを連続して接触する行為反則1つの動作中であればOK
リベロありなし
ラリー中の監督ベンチから離れてフリーゾーン内で指示をだせるベンチから離れてはいけない

6人制と9人制バレーボール(一般)との主な違い

6人制と9人制のバレーボールのルールについての違いは以下の通りです。

コートが広い

9人制の一般コートは男子が21m(10.5)×10.5m、女子が18m(9)×9mになり非常に広いです。

アウトと思っているボールがインになっていたりします。

スパイクを打つ人はこのコートの広さを利用して奧を狙ったりもします。

サーブを打てる回数

6人制が1回のみに対し9人制は2回打つことができます。

その代わりにネットインはミスになります。

ボールの接触回数

基本的に3回ですが、ボールがネットに触れた場合はもう1回連続してプレーできます。

ブロックの完了の接触は1回です。その後同じ選手が触ることができますが2回としてカウントされます。

オーバーネットの基準が厳しい

オーバーネットとは相手空間にボールを触れた時にとられる反則です。

6人制は相手のアタックヒットの前や最中にプレーを妨害しなければ良いのに対し、9人制はどんな場合でも相手コート内にあるボールを触れることができません。

9人制バレーボールを楽しむコツ

9人制バレーボールを楽しむコツはルールを利用して楽しむことです。

サーブが2回打てるなら1回目はサービスエースを狙えます。

ネットの接触回数が1回プラスされているのなら、トスをする時にネットに近く上手くあげれない場合はもう一度ネットにかけてトスをあげたり、3回目のボールがネットに近かった場合にも1回ネットにかけて返したりもできます。

9人制はローテーションもなく前と後ろも関係ないのでブロックが多くついたりもします。

しかしオーバーネットのルールを利用してフェイントや柔らかいボールでわざと相手のブロックにあててオーバーネットの反則を誘うなり、リバウンドをとってもう一度攻撃を立て直すことで得点の確立があがります。

このように9人制はまた違った戦略があるのでそれが身に付いたら楽しいですよ。

まとめ

・コートの広さとネットの高さ、ボールの規格は年代別で違う。

・ポジションとローテーションや反則のルールを理解することは難しくない。

・リベロは守備専門のプロ

・小学生にも特別ルールがある。

・9人制バレーボールをたのしむコツはルールを理解して上手く活用すること。


ここまでご覧いただきありがとうございました。        

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